独学受験生必見!色彩検定対策スマホアプリを検証する!

こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(@shikisai_online)。

私が最初に色彩検定を受験した当時、独学受験生の学習方法といえば「参考書を読み、問題集を解く」「暗記用カードを作成して持ち歩く」といったオーソドックスなものが一般的でした。

しかし近年では、有料/無料の色彩検定対策のスマホ用学習アプリが登場しています。それらがどんな内容なのか気になりましたので、実際に購入して使用してみました。

その感想をここで紹介してみようと思います。※情報は2015年6月現在のものです

色彩検定対策アプリの概況

現在発表されている色彩検定対策アプリは、大きく慣用色問題に特化したタイプと 問題集的な内容のものの2種類に別れます。

慣用色問題 特化型アプリ

色彩検定の設問のなかでも対策が面倒なのが慣用色問題。

実際の色と、色名、出自のエピソードなどを結びつけて覚える必要があり、一朝一夕に覚えられるものではありません。

スマホアプリには、この慣用色問題だけに特化したタイプのものがあります。

問題集型アプリ

こちらは色彩検定で出題されそうな問題を多数収録しているタイプのアプリのことです。

有料のものがほとんどですが、市販問題集(紙の書籍)と比べてひじょうに安価なため、「アプリだけで合格できたらうれしいな~」と考える方も多いかと思います。

しかし現実に、市販問題集を買わずにアプリだけで合格できるか?と考えてみると、2015年現在、まだそこまでの内容を持ったアプリは存在しないように思います。

市販問題集と異なり、各設問には基本的に「解説」が全く無いか、あるとしても極簡易的な内容にとどまっているものがほとんどです。

そのため、知識ゼロの人間が、他のツール(公式テキストや市販問題集など)を使わずに、アプリ「だけ」で試験合格レベルまでに到達するのはかなり難しいと言わざるをえません。

とはいえ、価格に対する内容&ボリュームのコストパフォーマンス的優れているものが多く「試験直前の最終チェック用」「本番を想定した仮試験用」といった用途で使用するには最適と思います。

アプリを利用した感想

今回は私が利用したアプリの中から、慣用色問題 特化型アプリとして「慣用色名を覚えよう!~色彩検定対策~」を、また問題集型アプリとして「色彩検定学習アプリ」を利用した際の感想をご紹介します。

慣用色名を覚えよう!~色彩検定対策~

内容

注意

内容と感想は2015年時点のものになります。その後のアップデートで変更されている場合もありますのでご注意ください。

・2級、3級それぞれ「61問分(計122問)」収録されている。

・背景色の名前を4つの選択肢択から選ぶだけの単純な仕様。直感的で迷うことも無く使い勝手よし。

感想

後で説明するように、スマホ画面の色の見え方には注意が必要だよ・・・という大前提はあるものの、とにかく無料で利用できるのはうれしいですね。

移動時などの隙間時間に利用するのに丁度良いと思います。

色彩検定学習アプリ

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内容

注意

内容と感想は2015年時点のものになります。その後のアップデートで変更されている場合もありますのでご注意ください。

・公式テキストの単元項目をベースに、それぞれ15~20問程度の問題を収録

・解答はあるが解説はない。正解か不正解かが○×で表示され、不正解の場合は正解も併記される。

・講義の模様を収録した動画(youtube)が用意されている(*ただし限定公開になっているので通常のYoutubeサイトからは視聴できない)

・1級、2級、3級と問題が用意されているが、1級は2次試験には対応していない

感想

・慣用色名を答えさせる問題は正解以外の選択肢の解説もほしい。

・単元毎に10-20問程度が用意されており、最後まで解答しないと解説&答え合わせができない仕様になっている。本番試験風でよい反面、個人的にはちょっと使い勝手がよくない感じ。

・はじめにユーザ登録しなくちゃいけないのがやや面倒(名前、メールアドレス、パスワード)。また起動するたびにログインする必要があり地味に面倒。

・解説などはないので、あくまで自分の学習到達度を測る為のものとして活用したい(*ただし一部で解説動画あり)。

・使い勝手にやや難があるものの価格のことを考えれば十分に満足できる。知識ゼロ状態の方にはおすすめできないが「試験前の最終チェック」用途におすすめ。

利用時に注意したいポイント

利用時に注意したいポイントは「色の見え方」について。

「紙に印刷されて出題される本番試験の慣用色の見え方を、スマホの液晶画面でどこまで再現できているのか?」という点です。

「公式テキスト」や「本番試験」の場合は、色彩検定協会がしっかりとカラーマネジメントして一元管理しているので、そこに印刷された色の「見え方」は、基本的にすべて同じになっているわけですが、スマホアプリの場合はそうはいきません。

ひとくちに「スマホ」といっても、機種によって「色の見え方」は異なっていますし、同じ機種でも経年劣化で見え方が変わってきます。

ですから、同じスマホアプリを使っていても、機種や液晶の使用歴によって色の見え方が異なってしまうわけです。

参考 ↓こちらの【カラーマネジメントの基礎知識 RGBの値が同じでも、色は変わる/PERCH長尾の知っ得!デザインビズ必読ポイント!】がとてもわかりやすくて勉強になります。

第28回:カラーマネジメントの基礎知識 RGBの値が同じでも、色は変わる

こんにちは、パーチ長尾です。 前回は「モニタ調整の裏側」についてお話ししました。カラーマネジメントは正しい設定をすれば誰でも簡単に導入できます。さらに、その裏側や色に関する基礎知識があれば、いろいろな状況に対応できたり、より自分の制作環境にあった仕組みを作ることができます。 …

つまり スマホアプリで「ウコン色」として表示されているその色が、実際の試験時の問題用紙に印刷された「ウコン色」と同じ色で表示されているのか、不安があるよ・・・ということです。

色彩検定における 色の見え方の「正解(基準)」は、あくまで「公式テキスト」のもの。

ですから、スマホアプリで慣用色問題を解く(暗記する)際には、まず、一度公式テキストに印刷された当該色と、スマホアプリで表示されている当該色を見比べて、どのくらい見え方が異なっているかをしっかり把握しておきましょう。

まとめ

というわけで、色彩検定対策スマホアプリを試してみた感想でした。

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