色彩検定の公式テキストが2019年12月に改定される件

テキスト(2009年改定)
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注意

その後 2020年改定の新テキストが発売になりました。この記事は改訂版の発売前に書かれたものです。こちらの記事で 改定に関する情報のまとめと旧テキストとの内容の比較などを行っています。

こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(プロフィール)。

色彩検定協会によると、2019年12月に 色彩検定 公式テキスト(1.2.3級)の改定が行われる予定、とのことです。

お知らせ|公式テキスト改訂について|色彩検定協会/カラーコーディネーター

色彩検定とは色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。1994年には文部省の認定をうけ、名称も「文部省認定ファッションコーディネート色彩能力検定」と変更して現在に至っています

発表内容をそのまま引用すると、以下の通り。

色彩検定 公式テキスト3級、2級、1級の改訂版が2019年12月に発行予定です。
これにともない、2020年からは改訂版テキストに準拠した試験内容になりますが、3級・2級は2020年夏期検定まで現テキストで対応可能です。/公式サイトより引用

前回の改定は2009年だったので、約10年ぶりのテキスト改定ということになります。UC級の改定はありません。

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【過去資料】公式テキストの改定(2009年改定)について 注意この記事で紹介しているのは「2009年度」に行われた公式テキストの改定に関する情報です。現在は2020年度改定のテキストが最新のものになりますのでご注意ください...
目次

受験生はどう対応したらいいの?

この発表をうけて、これから受験を考えている受験生はどのように対応したらよいのでしょうか?

結論から言いますと 2019年中の受験に関しては 現状のテキストとそれに対応した問題集で学習して特に問題はありません。

2.3級の受験を考えている場合

まず現状の公式テキストを確認しておきましょう。

現状の3級テキスト

現状の2級テキスト

以下に開催される試験までは↑こちらの公式テキストとそれに対応した問題集で受験が可能です。

  • 2019年 夏期検定(2019年6月実施) 【終了】
  • 2019年 冬期検定(2019年11月実施) 【終了】
  • 2020年 夏期検定(2020年6月実施)

2019年12月以降に テキストを購入する場合は、新テキストを入手するようにしましょう。

1級の受験を考えている場合

1級の場合、年に1回しか実施されないこともあり 2.3級のような経過措置はとられない模様です。

現状の1級テキスト

以下の検定までは↑こちらの公式テキストとそれに対応した問題集でで受験が可能です。

  • 2019年 冬期検定(2019年11月実施)【終了】
  • 2020年 冬期検定(2020年11月実施)

2019年12月以降に テキストを購入する場合は、新テキストを入手するようにしましょう。

まとめ

改定の詳細が判明次第、また記事にしようと思います。

当ブログおすすめの色彩検定 通信講座
種類:通信講座
備考:こちらはヒューマンアカデミーの「通信講座」。WEB講義なので空いた時間に学習が可能! 2.3級に対応しています。


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備考:こちらは日本パーソナルカラリスト協会が主催する パーソナルカラリスト検定の対策講座です。色彩検定の講座ではありませんが、関連情報として紹介しています

テキスト(2009年改定)

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 公式HPによると、1級も2020冬試験までは現行のもので対応できると書いてありましたが、やはり新しいものを買ったほうがいいのでしょうか…

    新しいテキストを買ったとしても、市販の問題集などは古いものが出回り続けそうなので…悩んでいます。

    • コメントありがとうございます。

      個人的には、以下の理由から、新版テキストの購入をお勧めします。

      ※ただし1級の新版テキストは2月半ばに発売予定なので、今すぐに勉強を始めたいということであれば、従来のものでも大きな問題はないかと思います

      ■理由

      ・旧版・新版どちらを選んでも、受験時に不利になることはない(※2020年限定)。

      ・旧版を選んでしまうと、万一、不合格だった場合、翌年以降は活用できなくなる(=試験時に不利になる)

      また、試験の合否とは関係なく、以下の理由もあります。

      ・前回の改定(2009年)から 10年ほどが 経過しており、旧版の内容は、色彩学的な情報として古いものになっている可能性がある。 ※そうでなければ そもそも改定の必要がない

      ・試験後も 参考書として持ち続けるのであれば、新しい情報が記載されているものの方がよい

      ■問題集の対応に関して

      過去の改定時の状況から推測するに、おそらくは 2020年中に 新版に対応した問題集が出ることはないと思います。※1級の場合

      そのため、仰るように、この先数年は「市販の問題集などは古いものが出回り続け」ることになるでしょう。

      つまり「2021年以降の1級試験は、しばらくの間、対策が難しくなる」ということです。逆にいえば、今年(2020年冬)の試験は「対策がしやすい年」だということでもあります。

      ■出題傾向と勉強方法(2020年限定)

      2020年冬の試験に限定すれば、1級は以下の出題傾向になると予想できます。

      【出題傾向の予測】:新版テキストのみ、旧版テキストのみに記載されている内容は出題されない。基本的には、新版・旧版で、内容が重なっている項目が出題される

      ですから、新版テキストを購入し、旧版対応の問題集で学習を進めて問題ありません。

      問題集を解いていて「これはテキスト(新版)に無い内容だな・・・」と思ったら、それは「(ほぼ)出題されることはない問題」だということです。

      逆に、旧版テキストを購入してしまうと、この「新旧の差」がわかりません。

      以上の理由から、私は新版テキストの購入をお勧めします。

      ※ただし、繰り返しになりますが、2020年冬の試験に限定すれば 旧版テキストでも特に問題はありませんので、ご自身で判断してみてください

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