この記事は2008年冬期に行われた1級2次試験当日の流れになります。初投稿から長い時間が経過し、記事で触れられた内容について最新の試験開催状況とは異なる部分もありますが、資料として当時の内容のまま掲載しております。最近の状況を知りたい方は、2024年冬期検定時の1級2次試験のレポート記事をお読みください。
こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(プロフィール)。
この記事では、わたしが受験した際の体験をもとに、秘密のベールに包まれた(?)色彩検定 1級2次試験当日の流れを紹介しています。

この記事で紹介しているのは あくまで1級「2次」試験当日の流れになります。1次試験の様子に関しては、基本的に2.3級受験時と同じ流れになりますので「試験当日の流れ(2.3級)」をご覧ください
「試験前日」までに終わらせておく事
試験当日に慌てないためにも、以下の事項に関しては、余裕をもって前日までの早い段階でキチンと確認をしておきましょう。
会場までのアクセス方法の確認
1級2次試験の会場は全国8エリア(札幌市・仙台市・東京23区・金沢市・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市)しかありません(参考:色彩検定の受験地は?)。
地図アプリなどを使って、移動手段や会場までの道のりをキチン調べておきましょう。
当日、迷子になってしまい、遅刻ギリギリで実力が出せなかった・・・なんていうのは悲しすぎます。
試験に持参するもの確認
以下が2次試験で持参するもののリストです。
- 受験票:意外と忘れがちです。受験票をお忘れなく
- 身分証明書:運転免許証・社員証・学生証・パスポート・健康保険証など
- 筆記用具:HBかBの鉛筆(シャープペンシルでも可)。消しゴム。
- 時計【重要】:携帯電話・電子手帳での代用不可です。会場に時計は無いと思いましょう。
- はさみ【重要】:カッターは不可
- のり【重要】:種類は問いません。※2次試験に最適な糊のランキング動画をつくってみました
- 定規:15cm程度のもの
1次試験までと比べて「はさみ・のり・定規」が増えています。
いずれもカラーカードの切り貼り時に使用するものになります(定規はおそらくほぼ使用することはないと思いますが)。
試験時に切り貼りに使うカラーカードは会場で配布されます
2次試験当日の流れ

以下は、わたし(石川)が1級2次試験を受験した際の 当日の流れです。
【参考情報】・受験場所(東京)立教大学8号館・11号館/・受付 11:40~12:45 ・入室説明 12:45 ・試験 13:00~14:30
11:30~ 会場到着
他級の試験同様に、試験会場へは余裕を持って入場しましょう。
また「会場入り~試験終了」はお昼をまたぎますので、飲食可能な場所なども見つけておきましょう。
11:40~12:45 受付
会場に到着したら、まずは受付を済ませます。教室外で担当者による受験票のチェックが行われます。
座席番号に従って着席します。
この時点で、既に机の上には「カラーカード(実技用)」と「簡易お絞り」が用意されています。

※この時配布されるカラーカードは一部分をのぞき市販のものと同じもので、裏面の色記号も記載されています。詳しくは以下の記事をお読みください。


他の試験同様、カンニング防止のため、受験者は長机の両端に座ります。
また、係官に見えるように、机の通路側に身分証を提示しておかなければいけません。
12:45~ 係官による説明開始
試験開始時刻の15分前から係官による説明が始まります。
注意事項などの説明の後、ビニール袋に入った試験問題が配られます(この時点ではもちろん開封は禁止)。
係官の指示で解答用紙(マークシート)に、名前・受験番号などを記入。
13:00~ 試験開始
係官による合図で試験がスタート。
14:30 試験終了
2次試験は、問題用紙=解答用紙のため持ち帰ることができません。
そのためもあってか 1級1次までと違ってスクール系による解答速報はありません。
ただし、カラーカードは持ち帰ることができるため、受験生の中にはカラーカードに自身の解答を書き込んでおき、帰宅してから独自に答え合わせをする猛者もいるようです。
因みに、わたしにはそんな余裕はありませんでした・・・
関連記事 試験以降の合否通知など 受験以後の流れについては「申し込みから受験までの流れ」をご覧ください
まとめ
というわけで、色彩検定 1級2次試験の受験レポートでした。
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