こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(プロフィール)。
この記事では 色彩検定 2020年改定版の公式テキスト(新テキスト)に関する概要を紹介しつつ、新版と旧版の内容違いなどを検証しています。
この記事はnoteで公開中の「色彩検定:公式テキストの改定(2020年改定)について:新旧版を比較してみた」の簡易版になります。こちらの記事では比較表など一部を限定公開とさせて頂いております。
公式テキストの改定について

色彩検定では 2020年から1~3級の公式テキストが新しくリニューアル(改定)されました。
前回の改定が2009年だったので、実に10年ぶりの改定ということになります。
色彩検定では、基本的に「公式テキストの内容=試験範囲」です。2021年度からは、各級の試験範囲・内容が これまでと異なることになります。
実際にテキストが発売されたのは2019年末になりますが、対応試験の開始時期に合わせて、当ブログでは新テキストを「2020年改訂版」と呼んでいます。また、これまで使用されてきた旧テキストを「2009年改訂版」と呼びます。
新テキスト(2020年改訂版)

こちらが 1~3級の新テキスト(2020年改訂版)です。表紙に大きくAFTのロゴがあしらわれています。
2021年度 夏期試験(6月実施)より、こちらテキストに沿って出題されています。これからテキストを購入する方は、必ずこちらを購入しましょう。
旧テキスト(2009年改訂版)

こちらが、旧テキスト(2009年改訂版)です。表紙の水玉模様が特徴です。
過去に発行されたものの中には、左上の色彩検定協会ロゴが古いバージョン(三角形のもの)もありますが、中身は同じものです。

2.3級の場合は 2020年度夏期(6月実施)まで、 1.2.3級とも 2020年度冬期(11月実施)まで、このテキストで対応可能とされました。

本来、2.3級の旧テキストは「2020年 夏期検定まで」対応となっていました。しかし 新型コロナウイルスの影響で 2020年度の夏期検定が中止になったことを受け、2.3級についても「2020年度 冬期検定まで 旧公式テキストでも対応可能」と変更されました。
いきなりテキスト(試験範囲)が切り替わってしまうと、過去に旧テキスト(2009年改訂版)を購入し、試験を目指していた受験生に不利になってしまいます。
そこで、色彩検定協会では 以下の試験までは、旧テキスト(2009年改訂版)でも受験が可能なように、経過措置を講じました。
2.3級:2020年度 夏期検定(6月実施)まで対応可※新型コロナの影響で2020年夏季検定が中止されたため、冬期検定まで経過措置期間が延びました- 1.2.3級:2020年度 冬期検定(11月実施)まで対応可
このため、2020年度の冬期試験に関しては、新旧いずれのテキストで学習しても不利にならない出題が行なわれました。
2021年度以降は、完全に新テキスト(2020年改訂版)に沿った形で出題が行われています。
新旧テキストの項目を比較
「新テキスト(2020年改訂版)」と「旧テキスト(2009年改訂版)」の内容を比較し 表を作成してみました。
表は 各テキストの目次をもとに、各章項目と 主要内容を一覧にしたものです。
旧版の内容が、新版で別項目に統合されている例もあり、項目の増減がそのまま内容の増減を表わすわけではありませんので ご注意ください。
簡易版では非表示です 新旧テキストの比較表はnoteで公開中の「完全版」でご覧ください。 こちらでは一部だけ公開しております。
色彩検定:公式テキストの改定(2020年改定)について:新旧版を比較してみた【完全版】|note
この記事では、色彩検定 2020年改定版の公式テキスト(新テキスト)に関する概要を紹介しつつ、新版と旧版の内容違いなどを検証しています。
3級テキストの比較表 ※一部

LINK 上図は新旧テキスト比較表の一部になります。表の全体はnoteにて公開中の「完全版」をご覧ください
2級テキストの比較表 ※一部

LINK 上図は新旧テキスト比較表の一部になります。表の全体はnoteにて公開中の「完全版」をご覧ください
1級テキストの比較表 ※一部

LINK 上図は新旧テキスト比較表の一部になります。表の全体はnoteにて公開中の「完全版」をご覧ください
新旧テキストを比較してみて、わたしは以下のような印象を受けました。
簡易版では非表示です 管理人の感想は noteに掲載中の「完全版」で読むことができます。
色彩検定:公式テキストの改定(2020年改定)について:新旧版を比較してみた【完全版】|note
この記事では、色彩検定 2020年改定版の公式テキスト(新テキスト)に関する概要を紹介しつつ、新版と旧版の内容違いなどを検証しています。
まとめ
というわけで、色彩検定 2020年版公式テキストの改定に関する概要と、新版と旧版の内容を比較してみた結果のまとめでした。
関連する記事
前回の改定(2005年改定から2009年改定への変更)の際にも同じような比較記事を書いていました。 既に長い時間が経過しているため現在の受験生の方には全く関係がありませんが、当ブログの資料としてそのまま保存しています。

コメント