色彩検定1級の出題傾向と対策!

こんにちは、1級 色彩コーディネーターのイシカワです。

このページでは、色彩検定1級1次および2次試験の出題傾向と対策について紹介します。

1次試験について

1級1次試験は、基本的に2.3級受験と出題方式などに大きな違いはありません。

1次試験の出題傾向

2.3級と同じく「出題範囲=1級公式テキストの内容」であり、例年、公式テキストから全体的にまんべんなく出題が行われています。

そのため、いわゆる「ヤマをかける」という行為にあまり意味はありません。

「出題範囲=公式テキスト」の原則を忘れない!

1次試験への対策

2009年度改訂によって1級の範囲は大幅に増大しましたが、従来の2級範囲が1級に組み込まれただけのことで、内容の難易度自体が増したわけではありません。

色彩検定:公式テキストの改定について

2015.04.06

2.3級対策と同じく「公式テキストを読み、問題集で実践的に問題を解く」といった勉強法が有効です(参考:2.3級のおすすめ勉強法!)。

2次試験について

2次試験の出題傾向

2次試験に出題される問題には、大きく以下の2種類があります。

公式テキスト準拠問題:30-40%

公式テキスト準拠問題とは、公式テキストの内容・理解度を問う種類のもので、要するに1級1次までの試験と同じ種類のものです。

3級、2級、1級1次がそれぞれ、3級テキスト、2級テキスト、1級テキストの内容・理解度を問うものであったのにたいして、1級2次で出題されるのは「全テキスト」を対象範囲として出題されるものと考えてください。

いわば、全級の総まとめ的な意味合いの問題です。

選択肢のあるものや、文章の穴埋めで実際に用語を答えさせるものなどがあり、これが全体の3-4割程度出題されます。

カラーカード実技問題:60-70%

2次試験問題の特徴であり、また全体の6-7割をしめるのが「カラーカード問題」。解答にカラーカードの切り貼りを伴う、いわゆる「実技問題」です。

2次試験が難しい、ひいては1級受験が難しいといわれるのは、ひとえにこのカラーカード問題があるからだといって過言ではありません。

・・・といっても「実技」を伴うから難しいというわけではありません。

カラーカード問題を難しくしているのはそのクセのある問題文です(断言)!

2次に関しては、実際に問題を見てもらったほうが早いかと思います。

以下は、管理人が作成したオリジナル問題ですが、まあこんな感じで出題されると思ってください。

オリジナル問題(2次試験)

注意:以下の問題Cにおいて”明度差・彩度差が最大のもの”という文章には誤りがあります。余裕ができましたら新規に問題を作り直そうと思いますが、現況の問題Cに関しては”雰囲気”だけを味わう方向でお願いいたします(スミマセン)


※上記問題の解答&解説は「2次試験オリジナル問題の解答&解説」のページにあります。

さて、いかがでしょうか?

注目してほしいのは設問文です。2.3級までの公式テキスト準拠問題とは全く異なっていることがお分かりいただけますでしょうか?

「色味に関する修飾語がつかない色相」だの「充実した・伝統的なイメージで統一」だのと言われてもピンとこないのでは?

正直、管理人が1級の勉強を始めた時点では、一切わかりませんでした(笑)。

2次試験対策

1級2次・・・特にカラーカード実技問題を解く鍵は「問題文の翻訳を素早くできるかどうか?」にあります。

はじめのうちは、訳が分からず途方にくれると思いますが、必要以上に不安視する必要はありません。出題に用いられている用語(言い回し)にはパターンがあるため、ある程度繰り返して問題を解いていけば次第に、解けるようになっていきます。

「テトラードで~」と出てきたから “6色相差の4色配色”にするんだな・・・

「伝統的なイメージで~」と出てきたから”dpトーン”を使用しろっていうことだな・・・

といった風に翻訳できさえすれば、実際に問われていること自体は実はそれほど複雑な内容ではありません。

2次試験、特にカラーカード問題に必要なのは難解な問題文を翻訳するツール(知識)です。

2次試験は問題文を翻訳するツール=知識を手に入れることが大事!

 
では、その「翻訳ツール=知識」とは具体的にどういったものでしょうか?

色彩検定1級のおすすめ勉強法!」のページでは1次・2次の勉強方法を紹介します。

独学受験者必読!色彩検定1級のおすすめ勉強法!

2015.04.06

また、設問分を翻訳するための必須知識については「2次試験の必須知識」のページにて解説していますので、そちらをご覧ください。

色彩検定の1級2次試験で"最低限"覚えておきたい必須知識!

2015.04.06

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ABOUTこの記事をかいた人

色彩検定1級を独学で取得。同時に「1級 色彩コーディネーター」としての活動を開始。本職は映像系クリエイターです。 受験時の体験をもとに、色彩検定の独学情報ブログ「色彩検定ONLINE」を開設しました。趣味は 色彩検定の出題傾向を分析すること。