色彩検定の正式名称は?履歴書への記載例と注意点

履歴書
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こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(プロフィール)。

この記事では、色彩検定の正式名称と、履歴書(免許・資格欄)への記載例を紹介しています。

目次

「色彩検定」の正式名称

色彩検定の正式名称は 「文部科学省後援 色彩検定」です。※2024年2月時点

ちなみに、英語表記では「test in color coordination」となります(色彩検定公式サイト:よくある質問より)。

履歴書にはどう書けば良い?

履歴書の免許・資格欄に色彩検定のことを記載する場合は、以下のように記載すればよいかと思います。

  • ○○年○○月/文部科学省後援 色彩検定 ○級 合格

取得年の記載として、西暦(20xx年)・和歴(令和x年)のどちらで書いても問題ありません。ただし 履歴書全体で統一しておく必要があります(詳しくはこちら)。

取得月は、合格証書・資格証に記載されているもの(合格認定日)にします。また、複数の級を取得している場合は、一番上の級だけを記載します。

取得したのが2005年以前の場合

後述するように、色彩検定の正式名称は、何度か変更されています。

資格欄への記載は、基本的に取得時の名称で記載する必要があるため、2005年以前に色彩検定を受験された方は、以下の名称で記載しましょう。

  • 1993年までに合格した方:ファッションカラーコーディネーター検定試験(色彩検定)
  • 1994年~2005年までに合格した方:文部省認定 ファッションコーディネート色彩能力検定(色彩検定)

履歴書には何級から記載できる?

「○級以上じゃないと履歴書に記載してはいけない」という決まりはありません。

「免許・資格」欄は 「私はこういうことができますよ~」というアピールポイントですから、うまく活用するようにしましょう。

証明書が必要な場合は?

色彩検定に合格したことを証明する書類の提出が必要な場合は、協会から「合格証明書」を発行してもらいましょう。

合格証明書は、色彩検定 公式サイトの「マイページ(色彩検定受検履歴・合格級一覧)」から申請します。

合格証明書は、試験の合格時に受け取る「合格証書(賞状のような形状)」「資格証(カード形状)」とは異なります。

公式サイトで詳細を確認 詳しくは 色彩検定公式サイト「よくある質問」ページの「各種お手続きについて > Q2. 資格証や合格証明書はどうすれば発行していただけますか?」の項目で確認できます。

一言メモ

従来は FAX・郵送で申請用紙を送る必要がありましたが、2023年からはWEB上(マイページ)で手続きが完了するようになりました。

「色彩検定」の名称の変遷【おまけ情報】

「色彩検定」の正式名称は、過去に何度か変更されています。

A・F・T は1976年に「日本の服飾文化の向上発展に寄与すること」を目的として発足しました。(中略)1990年に色彩検定(当時の名称は「ファッションカラーコーディネーター検定試験」)を実施しました。

その後1995年に文部科学省認定、2006年度から同省後援となり、現在「文部科学省後援 色彩検定®」として実施されています。・公式サイト「色彩検定協会について」より

という感じで公式サイトに沿革の記載があるんですが、実はこれもイマイチ正確じゃありません。 

検定試験自体の名称は、実は現在までに2度も変更されています。

  • 開始時(1990年~):ファッションカラーコーディネーター検定試験
  • 普及期(1994年~):文部省認定 ファッションコーディネート色彩能力検定
  • 現在(2006年~):文部科学省後援 色彩検定
一言メモ

正式名称になる以前も「色彩検定」は通称として使用されていまして、おそらく世間的には初めから色彩検定の名前でおなじみだったと思います。

まとめ:古い情報にはご用心

というわけで、色彩検定の正式名称と、履歴書への記載例の紹介でした。

実は「色彩検定」関連の情報を伝えるサイトの中には、いまだに試験の名称を「ファッションコーディネート色彩能力検定」とか「色彩能力検定」としているところがあったりします。

ネットの場合は更新が途絶えても、検索で上位表示され続けるケースもあり、あたかも最新情報のように見えてしまうので 注意が必要です。

ウェブで情報を取得する際は、このへんを頭の隅に置いておきましょう。「重要な情報だと思ったのに、実はかなり古い情報だった・・・」なんてことがあるかもしれません。

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