こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(プロフィール)。
この記事では、色彩検定の独学受験者の皆さんに、おすすめの2.3級問題集・参考書を紹介しています。
関連記事1級のおすすめに関しては「おすすめの問題集&参考書:1級」をご覧ください
【重要】公式テキストの改定と問題集の対応状況
色彩検定では、2020年に公式テキストが新しくなり、そのため「試験範囲」となる項目も各級でそれぞれ変動がありました。
これから問題集を購入する方は、問題集が「2020年改定」に対応しているかどうか確認するようにしてください(古書の場合は特に注意)。

色彩検定は過去に何度か改定を行っているため、表紙などで「最新テキスト対応」をうたっている問題集でも2020年改定に対応していないケースもあります(古書の場合)。選定の目安として「2020年3月以降に出版された問題集」を選ぶようにしましょう。
関連記事新旧テキストの内容の違いを比較した記事を作成していますので、そちらも合わせてお読みください。

3級のおすすめ問題集!
「色彩検定の受験必須アイテム」の記事にも書いたように、2級までであれば正直、どれを選んでも内容・わかりやすさなどに大きな違いはありません。
つまり「どの問題集もそれなりにできている」ということです。
「そんな事いっても・・・」っていう方には、以下のテキストをおすすめしています。
おすすめ度:★★★★
管理人感想:【公式テキスト2020年改定に対応】 毎回、試験当日に解答速報を発表しているカラボ色大学による問題集。短期間での合格に向けたポイント学習がテーマで、頻出度の高い分野から学習できる「出る順」の構成になっているのがポイント。※2.3級を併願・飛び級受験する方には、下の「2級おすすめ」部分で紹介している「2.3級一括本」がおすすめです
おすすめ度:★★★
管理人感想:【公式テキスト2020年改定に対応】 解説にページが割かれている分、問題集としてはちょっと物足りないかもしれません。問題量至上主義の管理人は辛い点数をつけていますが、実際、見やすくまとまっており、ネットでの評判も上々なので一度「アマゾンの中身検索」で内容を確認してみましょう。別冊暗記ブック付きなのもうれしいですね。
2級のおすすめ問題集!
おすすめ度:★★★★★
管理人感想:2級に比べて内容・記述ともに難易度が増します。読んだだけでは理解できない部分が多く出てきますから、解説付きの問題集と併用しましょう! マストアイテム!【注】テキストの発売時期(版・刷)によっては、内容の変更・訂正がある場合があります。色彩検定公式サイトにて最新の修正情報を必ず確認しましょう
おすすめ度:★★★★★
管理人感想:【公式テキスト2020年改定に対応】 新星出版社から発売されている2.3級一括の問題集。無茶苦茶ボリューミーで 電車の中で開くにはちょっと重たいか? 管理人はコレで合格しました!
おすすめ度:★★★★★
管理人感想:【公式テキスト2020年改定に対応】 こちらはカラボ色大学による2.3級対策本。お金のない独学受験生にはうれしい仕様です! 同じ一括本の「わかる!2・3級問題集(新星出版社)」と比較すると、収録されている問題数自体はやや少ないものの 解説(テキスト)部分にページが多く割かれているのが特徴。
おすすめ度:★★★★
管理人感想: 【公式テキスト2020年改定に対応】 同じくカラボ色大学が作成した2級「単独」の問題集。2級のみ受験する方は こちらがおすすめ。頻出度の高い分野から学習できる「出る順」の構成になっているのが特徴。
おすすめ度:★★★
管理人感想: 【公式テキスト2020年改定に対応】 問題集というよりは 解説&参考書に若干問題が付いてる程度ですね。 問題集としてはちょっと物足りないかもしれません。問題量至上主義の管理人は辛い点数をつけていますが、見やすくまとまっており、ネットでの評判も上々なので一度「アマゾンの中身検索」で内容を確認してみましょう
管理人おすすめの色彩関連本!
「お勉強モード」だけでは、色彩を学ぶ楽しさをついつい忘れてしまいがち!
そこで受験勉強の合間に読むと モチベーションアップに繋がるような書籍を紹介します。
独学が心配な方は・・・
「本当に独学で大丈夫ですか?」そんな質問をよく頂きます。
不安な方は、色彩検定対応の通信講座やスクールも検討してみましょう。
どこも資料は無料で入手できますから、講義内容や価格などが自分に見合ったものかどうか確認してみましょう。
講座の具体的な学習内容や 総合的な金額は 独学をする上での貴重な参考資料にもなります。
「スクールの流儀を真似る」というのも、重要な独学処方だと思いますよ。
コメント
コメント一覧 (17件)
独学を始めてから2級を合格するまでの期間はどれくらいでしたか?
コメントありがとうございます。
私の場合、2級受験時は約2か月ほど、1級の時は3か月ほどの学習期間になりました。
ただその間ずっと勉強漬けだったというわけではなく、本腰を入れて勉強したのは最後の1ヶ月ほどでしょうか?
ただ 必要な 学習期間は個人によって異なりますので、もし近所の本屋さんで過去問などを立ち読みできるのであれば、一度見ておかれるとよいと思います。
ちなみに 色彩検定の公式メルマガに登録しておくと、たまに過去問が掲載されたりしますので、もしまだのようでしたら登録をおすすめします(無料です)。
http://www.aft.or.jp/mail_magazine.html
ありがとうございますm(_ _)m
2級を独学で受験しようと考えてます。公式テキストとは他に管理人さんが合格したテキスト2冊で勉強をしようかなと考えてますが、配色カードなどもあった方が良いのでしょうか?
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
公式テキストには、数か所 配色カードを用いて理解を深めるための演習問題のようなものが掲載されています。
なので、本来であれば購入した方がよいものではあります。
ただし、実際の2級受験時には配色カードが必要になる問題は出題されません。
そこで、当ブログ的には「お金に余裕があったら買いましょう」とアドバイスしております。
以下の記事も合わせて読んでみてください。
http://shikisaikentei-online.com/item_23#i-3
2級受験頑張ってください!
ありがとうございます◎
こんにちは。
6月に3級と2級を同時に受験しようと考えています。
こういう場合、2級に絞ってテキストを購入したり勉強したりすればよいでしょうか?
ちなみにフォトショップ等を扱っており、色彩に関しては基礎の基礎くらいはわかっているつもりです。
コメントありがとうございます。
当ブログでは「2級のみ受験する」「2.3級を併願する」いずれの場合においても、まず「3級範囲をしっかり勉強しましょう」とお伝えしています。
その理由は、以下の通りです。
・2級テキストの内容は 3級範囲を前提として解説がなされているため、3級範囲が理解できていないと 理解するのに時間がかかってしまう
実際 私もまず1ヶ月ほどかけて3級の学習を行い、続いて2級の学習を行いました。
また 慣用色を問う問題などは各級の公式テキストに掲載されているものが出題されますので、2.3級を併願されるのであれば、できれば3級範囲から学習されることをお勧めします。
※以下の記事も読んでみてください。
http://shikisaikentei-online.com/study23
また、私も同じくPhotoshopや Illustratorなどを使う仕事をしており、受験前は「それほど勉強しなくても ある程度いけるでしょ」と考えていたのですが、実際にはなかなか厳しかったというのが実情です。
というのも 色彩検定では WEBデザインや印刷分野に関する知識だけでなく、服飾・インテリア・建築 などの幅広い知識が問われるため、まったく門外漢の出題も多く行われます。
もし可能であれば 一度公式テキストを立ち読みするなどして、試験の内容を確認されてみてはいかがでしょうか?
以下のページでは、色彩検定の過去問題が(少しだけ)確認できます。
http://www.aft.or.jp/feature/#cate03
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。
しっかり3級テキストから勉強することにします、その上で2級を受験するかを決めようと思います。
ありがとうございました!
またお返事遅くなり大変失礼しました。
はじめまして!色彩検定について興味が湧いたので色々調べていたらこのサイトにたどり着きました。すごく分かりやすくて助かりました!2級を取得したくてこのサイトに載っていた公式テキストの2級&3級と2級3級が併用されている問題集の合計3冊で挑んでみようと考えているのですが大丈夫でしょうか?公式の過去問などが見れるメールアドレスの登録はしたのですがそれ以外にした方がいいことなどありますか??
コメントありがとうございます。
テキストなどはそちらで問題ないと思います。あとは毎日少しづつでもいいので継続して学習できるかがポイントだと思います。
公式サイトのメールマガジンに登録されたということのようですが、公式サイトのツイッターもフォローしておくのがお勧めです。「受験票の発送」や「合格発表の日程」などを呟いているので、最新情報の入手に便利です。
試験の方頑張ってください!
質問失礼致します。色彩検定2級を受けようと考えていますが、このテキスト一冊あれば大丈夫というようなおすすめを教えていただきたいです。
私の性格上、何冊も併用して勉強することが得意でないので教えていただきたいです。長々すみません。
コメントありがとうございます。2級の受験であれば 以下の組合せがおすすめです。
・教科書:「公式テキスト:2級」
・問題集:「最短合格! 色彩検定2級・3級テキスト&問題集 第2版(ナツメ社)」または「改訂版 色彩検定2・3級問題集(新星出版社)」
「公式テキスト(教科書)」と「問題集」は、用途が異なるため、どちらか片方で代用できるものではありません。2つで「1セット(1冊)」と考えてください。
問題集は、何冊も買う必要はなく、1冊あれば十分です。
はじめまして!色彩検定2級の受験を考えており、おすすめの勉強法やテキストなどはありますか?
コメントありがとうございます。
私のおすすめ「勉強法」や「問題集(テキスト)」は、以下の記事で紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。
・おすすめ「勉強法:2.3級」
https://shikisaikentei-online.com/study23
・おすすめ「問題集:2.3級」
https://shikisaikentei-online.com/sankou23
はじめまして!三級を受けずに二級を取ろうと思っているのですが、三級の公式テキストの方も買っておいた方がいいのでしょうか?
初回で二級いきなり受ける場合はどのようなテキスト、問題集がおすすめですか?
コメントありがとうございます。
■3級公式テキストの必要性
当ブログでは「2級のみ受験する」「2.3級を併願する」いずれの場合においても、まず「3級範囲をしっかり勉強しましょう」とお伝えしています。
その理由は、以下の通りです。
・2級テキストの内容は 3級範囲を前提として解説がなされているため、3級範囲が理解できていないと 理解するのに時間がかかってしまう
実際 私もまず1ヶ月ほどかけて3級の学習を行い、続いて2級の学習を行いました。
■おすすめのテキスト・問題集
以上を踏まえたうえで、2級の受験には、以下の組合せがおすすめです。
・教科書:「公式テキスト:2級」「公式テキスト:3級」
・問題集:「最短合格! 色彩検定2級・3級テキスト&問題集 第2版(ナツメ社)」または「改訂版 色彩検定2・3級問題集(新星出版社)」
※以下の記事も読んでみてください。
http://shikisaikentei-online.com/study23