この記事は、2009年9月に投稿されたものです。初出時から長い時間が経過し、最新の情報とは一致しない内容もありますが、資料として当時の内容のまま掲載しています。
こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(プロフィール)。
「コストパフォーマンスが悪すぎ」と、当サイトで非難ゴウゴウだった公式過去問題集ですが、なんと2005~2007年度版全3冊をパックにした限定版がamazonにて購入できるようになったそうです。
発売元は、なんと本家・AFT企画。
【2015.02追記】 現在は販売されておりません。
凄いのはそのお値段で、3冊セットで 2,000円(税込)。
古本とかじゃありません。ちゃんとした新本。 因みに、単品購入すると 1冊で3000円近くします(笑)。これは、独学受験者に朗報ですよ。ただし2010年2月28日までの期間限定発売だそうです。
過去問題集「2008年度版」が完売!?
で、なぜ、ここにきてAFTがそんなことを始めたかって事なんですが 公式ページをみますと “「過去問題集2008年度全級」は完売いたしました”の告知が。
今年6月に出たばかりの昨年度(2008年度)の過去問題集が最早手に入らなくなってしまったんですね。
で、そのかわりと言っちゃなんですが、てことで…
アマゾン(amazon.co.jp)では「過去問題集2005~2007年度全級」3冊パック限定版を2,000円(税込)にて販売しております。・色彩検定 公式ページより
というわけです。しかし、疑問なのは’08年度版過去問題集”完売”の意味ですよね。
だって、たかだか半年前に出たものが、しかも一番のカキイレドキに完売しちゃうってのはどうにも解せない話。
ま、内容の漏洩をギリギリまで防ぐ村上春樹「1Q84」ばりのプロモーション活動が奏功した可能性もありますが「売れたら刷ればいいじゃない」「パンが食えなきゃクッキーを食べたらいいじゃない」というのが我々ブルジョアジー独学受験者の短絡思考。
テキストを重版できない事情でも何かあったんでしょうか?
過去問題集を購入するチャンス!
まあ実情は、よく分かりませんが、独学受験者にとっては、コレを利用しない手はありませんね。
メインサイトでも書きましたが、過去問題集は通時的な分析(つまり、数年間の○級の出題を見比べて、出題傾向を探る)が出来ないと意味がないんですね。
例えば、’07年度の2級の問題だけを見て、そこにマンセル関係が20問出ていたからといって、それは”たまたまその年はそうだった”だけかも知れないわけです。
「’05年や’06年と見比べてみると 毎年15-20問は出題されている…ってことは重要なんだな」とか、そういう風な分析が出来て初めて過去問題集の意味があるわけで、それが出来ないんだったら、正直、大手スクールの市販問題集をやってた方が100倍マシなわけです。
で、今までは、それが値段の面から考えて非現実的だったんですが、今回のコレは3冊パックなわけで、十分すぎる条件ですね。
まあ、期間限定発売ですし、 「3冊2000円って、今まではなんだったんだよ」て話ですが、とにかく独学受験者は購入して損はないと思います。
つうか ”品切れ”じゃなくて”完売”って、冬季試験前の一番のカキイレドキにまさかの「もう刷る気ナシ」宣言。
わざと少なく刷っといて、旧テキスト範囲のダブついてた過去問テキストの在庫一掃したかっただけじゃ…とかいうのはあくまでふざけた妄想です。
2013年追記
最後に「妄想」と断って在庫一掃疑惑に触れましたが、その後 結局「2010年2月28日までの期間限定発売」などという文言はまったく無視され、2013年12月現在いまだに売ってます(笑)。
冗談で購入してみようという方に、一応書いておきますと、この3冊は全て05年度改定準拠の旧試験範囲のものになりますので、その点に注意してください。
2015年追記
2015年時点では、さすがに取り扱いがなくなったようです。その後 公式過去問題集は「2.3級」と「1級」とを分けて発売するようになりました。その分価格が下がったものの、結局1年分しか収録されていない点は変わらないままとなりました。
まとめ
というわけで、公式過去問テキスト3冊2千円パック発売に関する情報でした。
「忙しくて 勉強時間がとれない」「どうやって勉強していいかわからない」という方におすすめなのがキャリカレの「カラーコーディネーター講座」。
- 「最短1ヶ月」での資格取得を目指すカリキュラム
- 不合格だった場合には 受講料を「全額返金」してもらえる
- 1年間の長期学習サポート(質問は何度でも無料)
- 東商 カラーコーディネーター検定試験(スタンダードクラス・アドバンスクラス)にも対応 ※W受験プランの場合 ※色彩検定のみの単体受講も もちろん可能
コメント