この記事は2011年6月に書かれたものです。初出時から長い時間が経過し、最新の情報とは一致しない内容もありますが、資料として当時の内容のまま掲載しています。
こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(プロフィール)。
情報遅くなって恐縮ですが、公式過去問題集の2010年度版が発売になっていますね。
コチラの記事(色彩検定の受験必須アイテム)をお読みになった方はご存知だと思いますが 当ブログ内(つうか管理人の私見として)では公式過去問題集の評判がすこぶる悪く(コストパフォーマンスが悪い!)積極的におすすめはしていません。
で、2010年度版も2.3級独学受験者の皆さんには「お金に余裕があったらでいいと思いますよ」ということなんですが、1級受験を考えている方々には、コレぜひ購入しておいて頂きたい。
珍しく公式過去問をすすめる理由
というのも、2010年度っていうのは、1級の出題内容が公式テキストの「2009年度改定」に完全対応した初めての年なんですね。
詳しくは「色彩検定 公式テキストの改定について」の記事を読んでいただきたいのですが、2009年度試験の1級では問題が「旧テキスト範囲との折衷問題」になった経緯があるので、実は新テキスト(’09年度改定)にキチンと対応した過去問題集はこれまで存在しなかったんです。
その意味では、2009年度公式過去問は持っていてもあんまり意味がありません。
ということで 1級受験をお考えの方は「2010年度公式過去問題集からが”本当の買い”ですよ」というお話でした。
その後 さらに改定が行われたため、現在では この記事で紹介している「2009年改定」も旧テキスト扱いになっています。
期限を1年も過ぎて「大好評発売中!」だと?
“2010年6月末日迄の期間限定”と断って販売していたはずの「色彩検定過去問題集(’05’06’07)3冊パック限定版」まだ売ってます。
正直、これ売る側のモラルが問われますね。当サイトでは口をすっぱくして言っていますが…
これすべて、旧テキスト範囲の問題集ですから。
この春、はじめて色彩検定というものを知り「過去問題集でも買ってみっか」て受験生がですよ。何にもしらずに「お、安いじゃん」で購入する可能性むちゃくちゃ高いじゃないですか…
ていうかそれをあてこんでるとしか思えませんね。
売るならキチンと、旧テキスト範囲の書籍だっていうことを、明示すべきだと思いますよA・F・Tさん。
【2015.06.01追記】 その後さすがに3冊限定パックの販売はなくなりました
【追記】公式過去問題集について
その後、2015年より、色彩検定の公式過去問題集は2.3級版と1級版に別れて発売されるようになりました。
価格は下がったものの、1年分のデータしか収録されていない点はこれまでと一緒。色彩検定協会さんには、その辺の改善を求めたいところです。
まとめ
というわけで、珍しく色彩検定公式過去問をすすめてみました。
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